2010年12月10日金曜日

恋の季節のイチゴたち

養液栽培用の肥料と活力剤について改めてイロイロ調べてたら、脳みそがオーバーフローでフリーズしそうになりました。
そんな残念なワタシを尻目に、室内ココ栽培のバラとイチゴたちは絶好調に「恋の季節(=生殖生長)」まっただなかです。














「植物は世話してるだけで癒されるから好き。」とは思いますが、咲いてこそのバラ、成ってこそのイチゴです。














ツボミが少ないと花がでっかくなります。HPSランプに変えてから、サラにワイドな花になりました。栄養・光量・温度・そして愛情、この要素がそろうと、植物はヤル気を出してくれるみたいです。










本命のイチゴたちです。花はかなり咲きそろってきました。

始めて咲いた花なので、ちゃんと受粉するかな?
とか
大きな実になるかな?

などなど心配はつきません。


今年は初の試みとして、イチゴやバラたちの根元にイナワラを敷きつめてマルチングしてみました。

ココ培地で育ててると、表面に根毛がいっぱいあがってくるので酸素をよく吸ってくれてナイスなんですが、根毛がすぐに乾かないようにイナワラを敷いてみました。





今年の秋に収穫した「イセヒカリ」のイナワラです。イネって、ほんとに捨てるところが少なくて、すご便利な植物だと思います。

イナワラには、バラ科と相性のいいケイ酸も豊富に含まれてるし、繊維質にはリグニンっていう根っこを頑丈にする成分もはいっていて、空気中の微生物がイナワラに付着すると、ゆ〜っくりと分解してくれて、そのプロセスで炭酸ガス=CO2もだしてくれます。
しかも、イチゴの大敵のダニをたべてくれる「カブリダニ」ってのが、このイナワラによく住みつくそうなので、まさに「ワラシベ長者」的な展開を期待してます。

そんなに都合よくいかない気もしますが・・・