2015年4月28日火曜日

ひなげしの咲く季節。インドアからアウトドアガーデニングへ

ふとカレンダーを見ると4月もおわりです。「もうGWかぁ、年が明けたのが、ついこないだのような気がするのになぁ・・・今年やろうと決めてたことが、なんかまだ全然すすんでない気がする! 」と、いちおう焦ってみるのも毎年この頃です。

今年は、ひなげしがよく咲きました。大好きな花のひとつです。


















仕事場のDWC水耕システムで育つトマトたち・・・室温が30℃近くになり、もう暑そうです。



















春になってから、赤く熟すまでが早くなり、あこがれのミニトマト房どりもできたので、そろそろ撤収です。ピコピコでてくる脇芽をしっかり挿し木にして、これから屋外で育てるトマトの苗にしていきます。


























自分たち用に残しておいた、カスケードホップのリゾーム最後の一本。先週まで冷蔵庫で放置してしまいました。小さなポットに植えてわずか5日で、新芽がもう伸びてきました。このカスケードホップは、我が家のささやかな裏庭に植えてみようと思います。




























無農薬で育てているバラに、アブラムシを食べてくれる益虫「ヒラタアブ」が来てくれました。バラの葉っぱは、三日に一度のペースで55℃くらいの温湯スプレーで害虫達を退治しています。正直メンドくさいですが、難しいといわれているバラの無農薬栽培をなんとかこなしてみたいと思います。


























ミツバチやクマバチが毎朝せっせと受粉してくれるおかげで、ラビットアイ系のブルーベリーたちは、どんどん受粉がすすんでいます。

ぶ〜ん・・・

















・・・着地!  かわいいハチたちの様子は、いつまでも見飽きることがありません。




















庭仕事の手を休めてふと気がつけば、母猫が網戸にひっついた虫をロックオン!

























冬の間は赤シソのような色でちぢこまっていたキャットニップでしたが、今月になって雑草ミントなみに大きく育ったので、 キャツらに気前よくふるまうことができるようになりました。


























長女猫が夢中になってる様子を見つけて、いつも後からヨコドリする末っ子猫。

























この末っ子だけ、シャムっぽい模様になりました。「シャムトラ」と呼ばれるそうです。もろ和猫の特徴がでた三角顏の兄弟とちがって、この子はハチも丸く手足がでかいです。なんでもシャム猫の血統は、いまでは国内の野良ちゃんたちのほとんどに入っているそうです。


























いつもつるんで寝ている母娘猫。なかむつまじくグルーミングをしているのもつかのま、あっというまに取っ組み合いに発展するのがお決まりのパターンです。
アニマル柄のスパッツが自慢の長女猫・・・



















猫ブログで終わるわけにもいかないので・・・冬の間室内で管理していたコーヒーの木。 最近の日差しで、葉っぱが日焼けしてしまいました。コーヒーはギンギンぎらぎの直射日光が苦手だそうですが、まさか4月の太陽でも焼けてしまうとは思いませんでした。




2015年4月21日火曜日

ドリップシステムでRun-to-Waste

気がつけば、4月も中旬をすぱっと過ぎています。新年度がスタートする4月は、新たな生活をスタートさせる人にとっても、そうでない人にとっても、「あぁ〜! せわしない! いそがしい! やることが次から次にでてきて、終わりが見えない!!!」なんてテンションになりがちです。

ということで、3月末にこんな状態だったトウモロコシたちは・・・

























デロデロッとこんなに大きくなりました。雄穂がいつでてきてもおかしくない雰囲気です。



























1年前には、フラッド&ドレイン水耕システムで育てた同品種のミニトマトたちを、今回はココ培地とポッティング培土でそだててますが、味も収穫量もダントツによかった結果がでてます。水耕よりも果実の数、大きさ、味もいいです。



















最近、培地の乾きが早くなってきたうえ、忙しさから水やりの時間がとれないので、循環ポンプをつかったオートドリップシステムにしました。


















ドリッパーをつかったドリップシステムは、いろいろコツが必要です。

たとえば、培地や土壌に差し込むタイプのドリッパーは、培地底から排水が始まる時間がはやいので、6Lなど小さめなポットにはあまり向きません。
また、15L以上の大きめなポットになると、ドリッパーひとつでは物足りません。ウォーターリングなど培地表面全体に水がドリップされるタイプにするか、培地上からポタポタとドリップされるタイプのドリッパーを二つ以上つかったほうがヨサゲです。




















ところで、コンクリ土留めの排水パイプから飛び出してきていた雑草が目ざわりで、抜いてみると・・・ね、根っこがデ〜ロデロデロデロ!!!
「こいつぁ、自然にできたNFTシステムだあ!!!」と、ウキウキ。

























期せずして、前回の古い根っこの分解につながりますが、新しく生まれたばかりの根っこはフワフワと白いうぶ毛のようなグッド・コンディションですが、その下の古い根っこは黒くベシャッとしています。そして、とくに水耕システムでは、この黒く枯死した根っこがちぎれて循環ポンプ、エアーストーン、クレイペブルス、ドリップパイプなどなどなどをつまらせ水溢れ&水切れトラブルを引き起こすばかりでなく、死んだ根っこを食べにきた変な病原菌がでてきちゃったり・・・とロクなことがありません。


























なので、死んだ根っこが腐って黒くなるまえに、ドンドン分解して養分に変えてくれるのが「キャナザイム」という繊維分解酵素活力剤です。だからといって「酵素系活力剤」のすべてが古い根っこを分解させるためにあるのではなく、「エンジメス+」は養分のアップテイクを促進したり、窒素同化を促進する酵素が使われてます。アップテイク促進酵素には、繊維を分解する作用はありませんが、カルシウムなど吸収されにくい肥料分の吸収を助けるので、養分代謝がよくなり健康に育てる効果があります。

ちなみに、「ザイム・ザイム」は、よくばって繊維分解酵素と吸収促進酵素の両方がはいってます。


ところで、秋まき小麦の穂がいよいよでてきました〜! それにしても、栽培期間が長いです。「種まきしたのは・・・多分・・・去年の9月か10月??? 」いつどのように種まきをしたのか、サ・ツ・パ・リ・覚えていません。冬のあいだ何度も「ダメだ、こりゃ。きっと」と確信したほど収穫までこぎつけられる気配がしませんでした。



























小麦の様子を写真におさめていると、どこからともなくプウ〜ンとエスニック的なグルメの香りが・・・またしてもパクチーがゲリラでもりもり育ってました。「あのタコベルも日本に再上陸することだし、よし、今夜はトルティーヤにしよう!」