2017年6月5日月曜日

天空のポピーと、栽培テーブルのおそうじと底面吸水。

今年も見頃を迎えました、埼玉県秩父市皆野町の「天空のポピー」
本格的な梅雨になるまえに、パパッと行ってきました。






























カラッと晴れたこの日、ふと景色を見わたすと「おっ、ここはまるでトスカーナみたいだな・・・行ったことないけど。」 ここからほど近くの道の駅「みなの」では、名物手打ちうどんや、わらじカツ丼が食べられます。主力メニューではないと思いますが唐揚げもとってもおいしかったです。




















最寄りのインター「花園」から降りてすぐにある「道の駅はなぞの」、「JA花園直売所」、「花園フォレスト」周辺は、スイーツと 花卉、野菜苗、多肉、サボテン、庭木、果樹・・・つまり植物が大充実で、私のココロをつかんで離しません。スイーツバイキングも魅力的ですが、なによりも掘り出しプランツたちがざっくざくで、ドッキドキです。
シンボルツリーにもできる大きさのオリーブときたら、こちらの価格の1/3ほど!
行こうと決めた一週間前からワクワクがとまらないので、勝手に「スイーツ・プランツ街道」と命名しました。




















さて、栽培室の温度が30℃近くになる今日この頃ですが、温度と湿度に気を配るだけでなく、落ちた花や葉っぱなどのきれいに取り除くことも、病害虫トラブル予防の大切なケアです。

咲いては散っていくメロンの雄花どもが栽培テーブルに降りしきり、こびりつき・・・見た目も美しくないので、ざばぁ〜んと、流してしまいたい!!! というとき便利なのが「ラウンド・ソーサー」つまり受け皿です。



















例えば、アブラムシやウドンコ病などが出てしまったときや、葉面スプレー好きな人は、壁面をふき取ったり、栽培テーブルの汚れを洗い流してサッパリさせたくなると思いますが、酸欠知らずのエアロ・ポットの場合、洗い流した水がポットの底から吸収されると、ヤダナ! という感じがします。
























そんなとき便利なのが「ラウンド・ソーサー」です。やや深めの「ラウンド・ソーサー」の上にエアロ・ポットを置いておけば、栽培テーブルを洗い流した水を吸い込む心配もなくストレスレスです。
























エアロ・ポットと「ラウンド・ソーサー」をいっしょに使い始めるのは、栽培スタートからでなくて、開花後に果実が肥大してきて、水やりが週に2回〜3回ほどにふえて忙しくなってきたときからです。 



ざばぁぁぁっと水を流し終わって、栽培テーブルの輝きがもどってきました。あ〜、スッキリ!!!



























ラウンド・ソーサー」があったほうがいいのは、おソウジのときだけではありません。

ココ栽培でドリッパーで自動水やりすると「ドリッパーの都合で、全部の株に均一に水やりされてないっぽい」、「ドリップされる速度が早すぎて培地全体に培養液がいき渡らないうちに、ドリップが終わってしまう」とか、配置しているポジションによって「ランプの真下だけ、ファンの風上だけやたら早く乾いてしまう」、など不満足感がつのる場合も「ラウンド・ソーサー」があると便利です。


あっというまにドリップが終わってしまう場合や、乾きの早い株だけに「ラウンド・ソーサー」をセットして培養液を溜めぎみにして吸収させてあげれば、こういった不満足感を解消できます。
私の場合は、開花期に気温が高くて湿度が50%以下になってしまうときだけ、「ラウンド・ソーサー」に培養液を少し残して、やや底面吸水気味に管理しています。

気温が高く湿度が低かったこの週末、「ラウンド・ソーサー」に200ccほどの培養液を残して夜を過ごさせました。今朝、「ラウンド・ソーサー」をセットしていたメロンだけ、ひとまわり大きくなっていました。


























この底面吸水気味の管理は、あくまで果実が肥大する時期に培地が乾きすぎてしまうときだけで、生長期にやってしまうと根が増えなくなってしまうので、絶対にやらないことにしています。また、軽くて空気がたくさん含めるココ培地以外では、底面吸水気味の管理がマイナス面につながることが多く、あまり栽培に慣れていない人々は、避けたほうが無難な栽培方法です。