2018年1月10日水曜日

短期サイクル収穫にベストなポッティング培土

本年も どうぞ よろしくお願い申し上げます

どなたさまにとっても より一層の飛躍の年・・・






実り多き年・・・






アッパレ!!! な年となりますよう 心よりお祈り申し上げます







初詣のときには、浅草七福神様を人力車で巡られていたイキな方もお見受けしました。人力車ごしの景色を見ていると下町情緒感がさらにもりあがるのはもちろん、「大正時代の浅草は、こんな景色があたりまえだったのかな?」と、しばし白昼夢に浸ることができました。







さて、おめでたい画像のしめくくりは、落ちたタネから勝手に大量の芽が出たオメデたい「わさび菜」の群生です。葉っぱを一枚ちぎって食べてみると、やっぱりピリッと辛かったです。







ところで、昨年に植えたレタス苗どもですが、その記録を残しておきたいと思います。

土壌に(堆肥と元肥を入れました)定植したレタス苗と、再利用の「CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」をミックスした大きなプランターに定植したレタス苗の生長比較です。

両方とも同じ日に植えたところ、今の時点ではプランターに植えた方が、見た目でわかるほど葉がノビノビと広がり、大きくそだっています。
CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」のレタス(上)と
土壌に植えたレタス苗(下)




↑土壌に定植したレタス苗の場所は、プランターの場所よりも圧倒的に日が当たる時間がながいのですが、葉が小さくタイトに育っています。




ちがう種類のレタス苗もおなじ。
CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」に植えたレタス苗(上)・・・
土壌に植えたレタス苗(下)





プランター栽培のレタスは、中心がピンと立っていて高さがあります。
土壌のレタスは、冬特有の育ち方です。葉っぱがぴたっと地面にはりついて、まぁるいロゼット状になっています。



地上部の様子からわかることは、同じ気温や環境で育てると、「CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」の栽培は、土壌栽培よりも根の生長がはやく根張りよくそだつということです。

つまり、寒さや暑さなどの環境ストレスにも強く育つってことにもなります。
(ハイドロポニック・システム栽培は、根量が少なく地上部がでかく育ちます。)


レタスや夏野菜のように、栽培スタートから収穫までの期間が半年以内の短期栽培作物では、根張りの速さとよさが、すべてを左右します。その理由は・・・
  • 短期栽培作物は、生長の早さと花つき、収穫量が比例する。
  • 短期栽培作物は、生長期が長すぎると病害虫が発生しやすくなる。
  • 短期栽培作物は、栽培期間が長くなると手間とコストが余分にかかる。

果樹栽培のように、収穫までの長期栽培作物や、自然栽培や不耕起栽培のように土壌環境から育てる栽培には、まるっと当てはまることではないのですが、一般的に根張りがよいほどストレスに強くなるのは確かです。

CANNA COCO培地+CANNA TERRAポット培土」は、植物繊維由来で保水性、保肥性、通気性がよいので、根の健康バロメータである根毛がたくさん発生し、さらに根が白く長持ちします。健康な根は、養水分の吸収量が多いので生長がはやくなります。なので短期栽培作物にとっては、メリットしかありません。

しかし、果物やバラなどの長期栽培作物の場合は、一年以上植えっぱなしにすると根が張りすぎたり繊維が分解されて根詰まりを起こしやすい、さらに培養液で肥料を与えつづける場合、収穫量はふえますが手間とコストが増える、というデメリットもありますが、使い古した「CANNA TERRAポット培土」を水はけの悪い土壌にすき混んだり、根詰まりしやすくなってしまったポッティングミックス培土に「CANNA COCO培地」をプラスしてふっくらさせたり・・・と、最後の最後までムダなく使い倒せることも魅力です。